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楽天証券で高配当ETFを買う前に!「楽天カード決済」で投資資金を増やす必須設定

楽天証券で高配当ETFを買う前に!「楽天カード決済」で投資資金を増やす必須設定

※本記事にはプロモーション(PR)が含まれます。

退職後の生活費を、年金に上乗せする形で配当金でまかなえたら――。50代前後になり、そんな設計図を描きながら高配当ETF(上場投資信託)に関心を持つ方が増えています。

一方で、「せっかくの配当が、手数料や無駄なコストで目減りするのは避けたい」というのも、堅実に資産を築いてこられた方ほど強く感じる部分ではないでしょうか。

実は、楽天証券で高配当ETFを買い始める「前」に済ませておきたい設定があります。それが**楽天カードクレジット決済(クレカ積立)**です。この設定をしておくと、毎月の投信積立額に対して0.5〜1%程度(最大2%)の楽天ポイントが自動的に付与され、貯まったポイントは1ポイント=1円として高配当ETFの購入資金に充てられます。

本記事では、次の4点をデータと比較表で整理して解説します。

  1. クレカ積立の仕組みと、誤解されやすい注意点(ETFは直接カードで買えません)
  2. カード種類別のポイント還元率の比較
  3. 貯めたポイントをETF購入に回す具体的な流れ
  4. 手数料の一覧と、先に知っておくべきデメリット

※記載の還元率・手数料は2026年7月時点の情報です。

結論:ETFの「買付ボタン」を押す前に、この2つの設定を

先に結論からお伝えします。楽天証券で高配当ETF投資を始めるなら、ETFを買う前に次の2つを設定しておくのが合理的です。

  1. 投資信託の積立を「楽天カードクレジット決済」で設定する(月100円〜10万円)
  2. 「ポイント利用(ポイント投資)」の設定をオンにする

理由はシンプルで、この2つを設定しておくだけで、毎月の積立に対してポイントが自動で貯まり、それがそのままETFの買付余力になるからです。年会費無料の楽天カードで月10万円を積み立てた場合、年間6,000ポイント。10年続ければ6万ポイント、つまり6万円分の投資資金が「積立の副産物」として手に入る計算になります。

順番を逆にして「先にETFだけを買い、積立は銀行引き落としのまま」にしてしまうと、本来受け取れたはずのポイントを毎月取りこぼすことになります。一度設定すれば、あとは自動で回り続ける仕組みです。

大前提:クレカ積立で買えるのは「投資信託」だけです

最初に、誤解されやすい点を正直にお伝えします。

楽天カード決済(クレカ積立)の対象は投資信託の積立のみで、ETFや個別株を直接カードで買うことはできません。「カード決済でVYMを買えばポイントが付くのでは」と期待された方には申し訳ないのですが、これは楽天証券に限らず、国内の証券会社に共通するルールです。

「ではETF派の自分には関係ないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、次の3段階で考えると、クレカ積立はETF投資家にとっても実質的な「資金調達の仕組み」になります。

  1. 投資信託のクレカ積立で、決済額に応じた楽天ポイントが毎月貯まる
  2. 楽天証券では、貯まった通常ポイントを1ポイント=1円として、米国株式・米国ETF(円貨決済)や国内株式、投資信託の購入に使える
  3. つまり「投信積立で貯めたポイント」を「高配当ETFの購入資金」に転換できる

そもそも、高配当ETFを柱にしつつ、インデックス型の投資信託も並行して積み立てる方は少なくありません(いわゆるコア・サテライト運用)。どうせ積み立てるなら、決済方法を銀行引き落としからカード決済に変えるだけでポイント分が上乗せされる、というのが本記事の主旨です。積立は月100円から設定できるため、投信に大きな金額を割きたくない方でも、無理のない範囲で仕組みだけ作っておくことができます。

【比較表】楽天カードの種類別ポイント還元率

クレカ積立のポイント還元率は、「カードの種類」と「積み立てる投資信託の代行手数料」の2つで決まります。代行手数料とは、信託報酬(投信の運用管理費用)のうち販売会社である楽天証券が受け取る部分のことで、この年率が0.4%(税込)以上か未満かで還元率が変わります。eMAXIS Slimシリーズに代表される低コストのインデックスファンドの多くは「0.4%未満」に該当します。

カードの種類年会費(税込)還元率
(代行手数料 年0.4%未満)
還元率
(代行手数料 年0.4%以上)
月10万円積立時の
年間獲得ポイント
楽天カード無料0.5%1.0%6,000ポイント
楽天ゴールドカード2,200円0.75%1.0%9,000ポイント
楽天プレミアムカード11,000円1.0%1.0%12,000ポイント
楽天ブラックカード33,000円2.0%2.0%24,000ポイント

※年間獲得ポイントは、代行手数料0.4%未満のファンドを月10万円積み立てた場合の試算。クレカ積立の上限は月10万円(100円から設定可)。楽天ブラックカードの申し込みには所定の条件があります。2026年7月時点。

どのカードを選ぶべきか:損益分岐点で考える

「上位カードほど得」と単純には言えません。年会費とポイント差額を突き合わせると、次のように整理できます。

  • 積立額が月7.4万円未満の方:年会費無料の楽天カードで十分です。ゴールドカードとの還元率差(0.25%)では年会費2,200円を回収できません。
  • 月7.4万円以上(特に上限の10万円)を積み立てる方:楽天ゴールドカードが一般カードを上回ります。月10万円なら差額は年3,000ポイントで、年会費2,200円を差し引いても800円相当のプラスです。
  • 楽天プレミアムカード・ブラックカード:クレカ積立のポイント差だけでは年会費を回収できません(例:プレミアムカードは月10万円満額でも一般カードとの差は年6,000ポイントで、年会費11,000円に届きません)。プライオリティ・パスなど付帯特典を日常的に使う方向けの選択肢です。

この記事の読者層であれば、「まずは年会費無料の楽天カードで始め、積立額が月7万円を超える段階でゴールドカードを検討する」というのが、コストを嫌う方にとって最も合理的な順序だと考えます。

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楽天キャッシュ併用で、ポイント対象を月15万円まで拡大

楽天証券の投信積立には、カード決済とは別枠で、電子マネー「楽天キャッシュ」による決済枠が用意されています。両方を併用すると、合計で月15万円までの積立がポイント還元の対象になります。

決済方法月間上限額ポイント還元率主な特徴
楽天カードクレジット決済10万円0.5〜2.0%
(カード種類・ファンドにより変動)
支払いは1回払いのみ。買付日は毎月12日※1、カード引き落としは翌月27日
楽天キャッシュ決済5万円0.5%電子マネーで決済。買付日を柔軟に選べる
合計15万円2つの決済方法は併用可能

※1 2024年8月25日以降に新規で積立設定した場合。楽天キャッシュへのチャージ方法やチャージ時のポイント付与条件は変更されることがあるため、最新の条件は公式サイトでご確認ください。

数字で確認してみましょう。年会費無料の楽天カードと楽天キャッシュを、それぞれ上限まで使った場合の試算です。

  • カード決済:月10万円 × 0.5% = 月500ポイント
  • 楽天キャッシュ決済:月5万円 × 0.5% = 月250ポイント
  • 合計:月750ポイント → 年間9,000ポイント → 10年間で90,000ポイント

10年で約9万円分。派手な数字ではありませんが、年会費も手数料も一切かけずに、高配当ETFの買付余力が自動的に積み上がっていくと考えれば、設定しない理由が見当たらない水準ではないでしょうか。

貯まったポイントで高配当ETFを買う:「ポイント投資」の設定

貯めたポイントをETF購入に回すには、楽天証券の「ポイント利用(ポイント投資)」設定をオンにしておきます。押さえるべきルールは3つです。

  1. 投資に使えるのは「通常ポイント」のみです。キャンペーン等で付与される期間限定ポイントは投資には使えません(クレカ積立で付与されるポイントは通常ポイントです)。
  2. 米国株式・米国ETFにポイントを使う場合は「円貨決済」を選ぶ必要があります。外貨決済ではポイントを利用できません。
  3. 1ポイント=1円として、1ポイントから利用できます。買付代金の一部だけをポイントで支払い、残りを現金にする、といった柔軟な使い方も可能です。

つまり、「投信のクレカ積立でポイントを貯める → 貯まった通常ポイントを円貨決済でVYMやSPYDなどの買付に充てる」という流れが、そのまま成立します。なお、ポイント投資は楽天市場のポイントアッププログラム(SPU)の条件に関係する場合もありますが、SPUの条件は変更が多いため、詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。

高配当ETF側のコストも先に確認しておきましょう

「手数料を払いたくない」という方にとって、ETF購入時のコストは還元率と同じくらい重要です。楽天証券での主な手数料を整理します。

取引の種類取引手数料(税込)
米国株式・米国ETFの売買(特定口座・一般口座)約定代金の0.495%(上限22米ドル)
楽天証券指定の米国ETF15銘柄の買付(SPYDを含む)無料
NISA成長投資枠での米国株式・海外ETFの売買無料
国内株式・国内ETFの売買(ゼロコース)無料

※米国株式の売却時は別途SEC Fee(米国現地取引所手数料)等がかかります。ゼロコースの適用にはSOR利用同意など所定の設定が必要です。2026年7月時点。

注目すべきは、NISA(成長投資枠)を使えば米国ETFの売買手数料が無料になる点です。長期でETFを買い増していく前提なら、NISA口座での買付を基本とすることで、購入時のコストは実質的にゼロにできます。

参考として、日本の個人投資家に広く知られている米国高配当ETFの基本データも掲載します。

ティッカー名称経費率(年)主な特徴
VYMバンガード・米国高配当株式ETF0.06%米国の高配当株 約500銘柄に幅広く分散。長期の増配実績で知られる
HDViシェアーズ・コア 米国高配当株ETF0.08%財務健全性の高い約75銘柄に厳選。ディフェンシブ寄りの構成
SPYDSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF0.07%S&P500のうち配当利回り上位80銘柄(原則)で構成。楽天証券の買付手数料無料の対象

※経費率・銘柄数は2026年7月時点。分配利回りは市況により常に変動しますが、直近数年のおおよその水準としては、VYMが3%前後、HDVが3%台、SPYDが4%台で推移してきました。購入前には必ず最新の利回りと構成をご自身でご確認ください。なお、本記事は特定銘柄の推奨ではありません。

設定手順:5つのステップ

ここまでの内容を、実際の手順に落とし込みます。すべてオンラインで完結します。

ステップ1:楽天証券の総合口座とNISA口座を開設する

口座開設・維持費は無料です。NISA口座も同時に申し込んでおくと、後のETF購入がスムーズです。

楽天証券の無料口座開設はこちら

ステップ2:楽天カードを用意する

すでにお持ちの方はそのまま使えます(本人名義のカードに限られ、家族カードは利用できません)。未保有の方は、まず年会費無料の楽天カードで問題ありません。

ステップ3:投資信託の積立を「楽天カードクレジット決済」で設定する

金額は月100円〜10万円の範囲で自由に設定できます。低コストのインデックスファンドを選べば、信託報酬の負担を抑えながらポイントを受け取れます。余力があれば楽天キャッシュ決済(月5万円まで)も併用しましょう。

ステップ4:「ポイント利用(ポイント投資)」の設定をオンにする

これで、貯まった通常ポイントを投資信託や株式・ETFの買付に使える状態になります。

ステップ5:高配当ETFをNISA成長投資枠で買い付ける

貯まったポイント+現金で、円貨決済にて買付します。成長投資枠なら売買手数料は無料です。

先に知っておきたいデメリット・注意点

メリットばかりを並べるのはフェアではありませんので、注意点も整理しておきます。

1. ポイント制度は変更されるリスクがあります。 実際に楽天証券のクレカ積立は、2022年に低コストファンドの還元率が引き下げられ、2023年に現行の0.5〜2%へ再改定、2024年に上限が月5万円から10万円へ拡大、という変更を経てきました。今後も条件が変わる可能性は常にあります。ポイントはあくまで「おまけ」と位置づけ、投資判断の本質は商品そのもののコストと中身に置くべきです。

2. クレカ積立の支払いは1回払いのみです。 リボ払い・分割払いは選択できません。また、前述のとおり家族カードは利用できません。

3. ETF・投資信託は元本保証ではありません。 価格変動リスクに加え、米国ETFには為替変動リスクがあります。分配金も固定ではなく、減配の可能性があります。ポイント還元は投資の損失を補償するものではありません。

4. 分配金には税金がかかります。 米国ETFの分配金には米国で10%の源泉徴収があり、これはNISA口座でも課されます。課税口座の場合はさらに国内で20.315%が課税されます(確定申告の外国税額控除で二重課税分の一部を調整できる場合があります)。NISAを使えば国内課税分が非課税になるため、配当目的の長期投資との相性は良好です。

5. ポイント目当ての無理な積立は本末転倒です。 生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金の範囲で設定してください。

まとめ:仕組みを一度つくれば、あとは自動で積み上がる

本記事の要点を整理します。

  • クレカ積立の対象は投資信託のみだが、貯まった通常ポイントは1ポイント=1円で高配当ETFの購入資金(円貨決済)に使える
  • 年会費無料の楽天カード+楽天キャッシュの併用で、月15万円までの積立に0.5%前後の還元。試算では10年で約9万ポイント
  • カードは「月7.4万円未満なら無料の楽天カード、それ以上ならゴールド」が損益分岐点から見た合理的な選択
  • ETFの買付はNISA成長投資枠を使えば売買手数料が無料
  • 還元率は今後変更の可能性があるため、ポイントは「おまけ」と割り切る

配当金による老後の収入づくりは、短距離走ではなく長距離走です。だからこそ、走り出す前に「毎月自動でポイントが貯まり、それが買付余力になる」仕組みを整えておくことに意味があります。

今日できることは、次の2つだけです。

  1. 楽天証券の口座開設(無料)を申し込む
  2. 手元の楽天カードを確認し、お持ちでなければ発行を申し込む

どちらもオンラインで完結します。仕組みさえ作ってしまえば、あとは淡々と続けるだけです。


免責事項

  • 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。
  • 投資には価格変動・為替変動等のリスクがあり、元本を割り込むおそれがあります。最終的な投資判断はご自身の責任と判断でお願いいたします。
  • 記載の還元率・手数料・制度・銘柄データは2026年7月時点の情報です。最新の内容は必ず楽天証券・楽天カードの公式サイトでご確認ください。
  • 税金の詳細については、税務署または税理士等の専門家にご確認ください。
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